バレエレッスンと遅刻

バレエレッスンに遅刻したことはありませんか?私は何度もあります。仕事のせい、電車の遅延、そして単に自分が悪いだけの時もあります。最後の理由、自分が原因なのはいけません。これはここでは論外として、自分では不可避な遅刻について考えます。

大人の為の趣味のバレエクラスは比較的、夜遅い時間にスタートするように設定されています。19時とか20時とかに開始するクラスもたくさんあります。しかし、それでも仕事が終わらないなど、自分だけではどうにも出来ない理由でレッスンに遅れる理由が発生します。

せっかく楽しみにしていたレッスンなのに遅れるのは残念です。本人はもちろん、先生も遅刻される生徒さんがいるのは残念に思われていることでしょう。働く大人、お子さんのいる両親の事情を知って、大人クラスでは遅刻が黙認されている場合もあります。

レッスンへの遅刻を多方面から考え、対策や自分の中でルール(何分遅れる場合は休む、など)を作って対応することで遅刻によるストレスを減らせないか検討しましょう。

視点1:働く大人の事情

楽しみなバレエレッスンがある日は、朝から何とか予定通りに仕事を終わらそうと、仕事の効率化に拍車がかかるでしょう。レッスンに間に合うように、何時までにオフィスを出るということが頭にあります。それでも、遅れる事情が往々に発生します。

  • 仕事のせいで遅れる

「何時までに仕事を終えてオフィスを出る」るという自分の目標は簡単に邪魔されます。予想しない仕事の依頼や、トラブルです。

これを回避する無難な方法は2つあります。

  1. ノー残業デーをバレエレッスンの日に当てる。ただし、お気に入りのバレエ教室がノー残業デーのピッタリな時間にレッスンをしているとは限らないので、その場合は別の教室で日時に合うクラスを探すと良いでしょう。
  2. 周囲にバレエをしていることを伝える。本当に楽しくてリフレッシュになることもアピールするのが重要です。大人から始めた場合、バレエを習っていることを伝えるのがなかなか恥ずかしい場合もあります。ヨガとかストレッチの延長でバレエも少しというような伝え方でも構いません。仕事へのメリハリにもなる良い趣味を持っていることをアピールすると、周囲がレッスンのある日は多少気を遣ってくれることもありますし、目標の切り上げ時間にオフィスを離れやすくなります。

このような方法が叶わないハードな環境で働いている場合には、せめて早めに帰れる日を一日は見出し、遅い開始時間のバレエクラスを見つけて対応するのが良いでしょう。

また、割高にはなりますが、一回ずつ支払いが可能な教室を選ぶのも選択肢の一つです。11回綴りなどのオープンチケットを扱っている大人向け教室も探せば見つかります。

なお、毎回遅刻が避けられないようであれば、その場合はクラスを変える方が無難です。

  • 公共機関の遅延で遅れる

せっかくバレエに間に合う時間に会社を出たのに、公共機関の遅延で、結局バレエに間に合わない場合です。

もしも利用する電車が慢性的に遅延が発生することが分かっているならば、その遅延を換算してオフィスを出なければいけないでしょう。

遅延が無く、早く教室に着いてしまったとしても、前のクラスを覗いて見たり(教室によっては見れないところもあります)、フロアが開放されているなら入念な柔軟や前回の復習も出来ます。もしも、更衣室でしか時間をつぶせないようであれば、携帯やタブレットで自分の苦手な動きの動画を観て勉強し、クラスに向けてモチベーションを上げるのも良いでしょう

公共機関の遅延を避ける一番の手は、会社から徒歩で行けるクラスに通うことです。最近では会社務めの大人を対象にオフィス街にもバレエ教室が増えてきました。ご自身の住まわれているところだけでなく、オフィス周辺でもバレエ教室を探してみる価値はあります。

仕事と公共機関の遅延の場合、自分自身では不可避な事象な由ために、バレエ教室に遅刻、最悪は欠席となることに感じるストレスは大きいと思います。できる限り、これらの理由で遅刻しないように、バレエ教室の場所、開始時間を考え、そして周りの理解を得るように努力してみましょう。

視点2:クラスメート

同じように会社勤めの人は遅刻を理解してくれます。しかし、その中には、上述に挙げたような努力をして遅刻しないように努力している人もいるかもしれません。そのような努力も叶わない厳しい環境にいることに同情してくれる人もいれば、そう思っていない人もいるかもしれないと思っておいた方がいいでしょう。

繁忙期だけ遅刻が重なるようであれば、先に教室と幾人かの仲の良いクラスメートに伝えておくと良いでしょう。

視点3:バレエ教室、先生の立場

教える立場としては、遅刻する生徒を見るのはあまり気分の良いものではないでしょう。ただ、大人クラスであれば、仕事で遅れる人がいることは了承されている先生も多いかと思います。

もしも遅刻が何回かある場合には、最初に教室に相談しておくと良いでしょう。回数や遅れる時間によっては、クラスへの参加を断られる場合もあるかもしれません。特に、遅れる時間幅は問題になります。5分―10分の遅刻は何とかカバーできるかもしれません。ですが、指導者からすると、準備体操もままならずレッスンを始めて怪我をされることも心配になります。

教室まで走って来たので準備運動代わりになるという考えは間違っています。バレエに使う筋肉を温めた訳ではありません。バレエでは柔軟ストレッチ、そしてバーレッスンの動きが全てバレエに必要な筋肉の準備とトレーニングになります。

お金を支払っているという立場も頭をかすめるかもしれません。指導を乞う場面にお金を支払う側がお客さんという概念を持ち込んではいけないと考えます。生徒という立場に立つ場合は先生を尊敬し、教えを乞うものです。

現在の社会の仕組み上、先生と生徒の関係に謝礼が必要になってきますが、謝礼の字の如く、教えに対するお礼と感謝です。サービスを買う訳ではないので、バレエ教室で生徒はお客さんとは言えないでしょう。

また、一般に、教える立場からすると遅刻をポジティブに捉えることは無いでしょう。もし自分が会社で週1のトレーニングを開催することになったとします。毎回「他の仕事が入ってしまって」と遅刻する人を見て嫌になりませんか?

視点4:バレエ上達のために

遅刻しないことが一番です。まず第一に「怪我をしないため」に時間前について柔軟をしておくことが重要です。クラスの最初に柔軟体操を取り入れてくれる教室であれば、時間ちょうどにクラスに入っていると良いでしょう。

第二に「バレエの体造りのため」にも最初からバレエのバーレッスンを行うのが良いです。バーレッスンはとてもよく考えられた順番でパの練習が進みます。プリエで大きな筋肉のストレッチをし、徐々に大きな動きのあるパに移っていきます。レッスンの途中で入るのは、例えばラジオ体操を途中から始めるようなものです。

第三に「バレエの時間を長くする」ことで先生からの注意や助言(自分だけでなく他の生徒さんへのものも含め)は多くなり、上達のチャンスも増えます。

私の結論

大人のバレエは遅刻が避けられない場合もあります。それも認められています。ですが、遅刻による自分自身が感じるストレスを避けるためにも、通う教室の場所とレッスンの日時を考慮して遅刻要素を無くすのが一番です。

毎回遅れるようであれば、もうそのクラスは諦めた方が自分自身にも周囲にもストレスは減ります。

「ぎりぎり間に合うかも」という計算でレッスンを組み込むことは止めましょう。


私が現在通っている教室は、一般注意事項として「遅刻厳禁」と書かれており、いかなる理由も認めないと記されています。例え電車の遅延による遅刻でもダメです。

ここまでスッキリと遅刻を許さないスタイルを教室側が全面に出してくれると、間に合わない時はあっさりと諦めがつきます。冷や汗をかいて走る必要もありません。

また、レッスンが始まるとレッスンが他の理由で一時中断や気が散る要素が無い点も良いと思えるようになってきました。

ただ、もちろんこれは極端な教室かもしれません。最初に教室に遅刻に対するポリシーを聞いてみると良いでしょう。

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