デガジェ

タンジュを利用して空中(45度の高さ)にポアントした美しい足を見せるパです。タンジュと同様に、1番または5番から片足を前、横、後ろに出して元の状態に戻します。

フランス語のDegageは「(何かから)離れる」という意味です。まさに床と接触していたタンジュから、空中45度へ足を開放します。

デガジェでは、動きこそタンジュの延長ですが、動きに音楽性、リズムが加わってきます。

外取りのデガジェ

初心者はまず外取りから始めることになります。タンジュの動きをダイナミックにし、足先を空中に出すと思って下さい。

デガジェで強調した足指の関節を使うこと、ドゥミポアントを通過することを覚えていますか。(参照:「タンジュ」)このドゥミポアントから足指を伸ばす際に床を蹴るように勢いをつけて、空中のポアントの状態に足を持っていきます。

空中でポアントした足を見せるパです。カウントの拍の部分で空中45度で足が静止するようにして下さい。(具体的には1拍目と3拍目、と奇数の頭の拍で空中45度にポイントした足が伸びている状態になる。)

デガジェ、外取り(アウト)のお手本の動画

ダイナミックさの説明が00:35から始ります。「エネルギーが床を伝わって足先に向かう」と説明されています。写真にイメージとして緑色矢印でエネルギー(足の力)の伝わり方を補足しています。緑色の矢印は床下で弧を描いて床に戻ってきているイメージです。

  • 00:47でタンジュのドゥミポアントからつま先の蹴り上げの話もされています。
  • 00:52から外取りでアンクロワにデガジェのお手本を見せてくれます。ピタッと空中45度で足を止めて見せるという意識がある動きです

 

動画と写真  出典:Maestro Greenwood onlineballetclass –Basic Ballet Jete

中取りのデガジェ

1番、あるいは5番に戻ってくるところにアクセントを置きます。外取りでは空中45度で足を見せるという意識がありましたが、中取りでは音楽性が重要です。もちろん正しい動きをしているのでパとして外取りと変わりは無いのですが、外取りの場合よりも、音楽のリズムを1番(5番)に戻すことを強調して目に見えるようにします。

サッと出してサッと戻すようなイメージになり、1番(5番)に戻すことを意識するため、外取りの動きに比べて、足を戻す際に内腿を使う意識が加わります。

よくデガジェを8回しながらポールドブラinとoutでする練習もあります。これは中取りで行っているデガジェです。

デガジェ、中取り(イン)のお手本の動画

先ほどの動画の01:13から中取りで1番からアラセゴンに6回出す動きが観れます。外取りと違い、1番に戻すところに意識がある動きになっています。

デガジェの注意

しつこいですが、タンジュを通過してデガジェがあります。足を出す時も戻す時もドゥミポアントを通過しましょう。意識して下さい。

  • 外取り

何となく空中に足を出すのではなく、45度でピタっと止めて見せると意識しましょう。ほわっと足を上げてふわっと足が1番(5番)に戻すのではなく、目的の場所にダイナミックに出して静止(写真を撮れるようにポーズするようなつもり)させ、足をコントロールしながら1番(5番)に戻すようにしましょう。戻す際に間違っても重力に任せてドスンと床に足を落としてはいけません。

  • 中取り

特にアラセゴンから5番に戻す時に、きっちりと5番に戻すように意識しましょう。甘い5番(3番)にならないように。


動きの速さによっては35度くらいのデガジェもあります。先生が指示されると思います。いつも足を何度に上げて、そこで写真が撮れるように静止するという意識を持つようにして下さい。

デガジェとジュッテは呼び方の違いです。私は聞いたことはありませんが、グリッセと呼ぶこともあると書籍等には書かれています。

Posted in バレエ用語, 初心者, 動画 and tagged .