鎌足(バナナ足)を修正するトレーニング

Last updated on 2018年04月22日

一生懸命にやっているのに、気づくとパッセやクッペの足が鎌足(地面に着いた足を上から眺めた時に、指先が内側に入った角度に足首が折れることです)になっていることがありませんか?だいたい先生に指摘されて気付くわけですが。

鎌足、あるいはバナナ足とも言われたりします。英語では「sickled feet」ずばり「鎌のような足」です。

前と横方向には踵から動かすようにすることで鎌足にならにように気をつけましょう、と言われますが、なかなか難しいですよね。鎌足にならないように気を付けること、そして足首周りの筋肉をトレーニングする方法を紹介します。

気を付けること

ルルベで立ったときに足指のどこに重心が乗っていますか?きちんと親指側に乗っていますか?(正しい位置は「ルルべで重心がかかる足裏の場所はどこ?」で確認してみて下さい。)小指側に体重が乗っていると、小指のある脚の外側に湾曲、つまり鎌足になる方向に体重がかかります。きちんと、足の親指付け根を中心とした箇所に体重が乗るように気を付けましょう。

注意!親指側を意識し過ぎてきて小指が浮く

なお、これを極端に意識し過ぎて、小指側が浮いてしまうことも間違いです。足指の長さの違いで、小指側がつかないひともいるかもしれませんが、そうでない場合は、(体重の乗り方に違いはあるものの)全部の指先が床についています。

ぜひ、パラレルでも全ての足指を床につけてグラグラしないようにルルベになれるかチェックしてみて下さい。

お勧め:鎌足対策のトレーニング

パラレルに立って、外側(小指側)に体重が乗らないように調整して、まっすぐルルベ(つま先立ち)をすることで鍛えられます。テニスボール1つあると良いでしょう。

しかし、テニスボールがあるというお家もそうあるわけではありません。代わりになるもの、新しいトイレットペーパーが利用できます。以下、トイレットペーパーを例に説明しますが、トイレットペーパーをテニスボールに置き換えて練習することができます。

 

1)トイレットペーパーの直径より少し狭い間隔でパラレルに立つ。
2)芯を縦方向にして両脚の間に挟む。できれば両方の土踏まずあたりで挟む
3)両足でトイレットペーパーを挟みながらルルベで立つ。

トイレットペーパーを落とさない、つぶさない程度に両脚で挟む力を調整しましょう。どちらかというと、隙間に挟んでいるくらいで、わざわざトイレットペーパーを押しつぶすような力は必要ありません。あくまで、パラレルを保つために、両脚の間にモノを挟んでいるのです。

案外、最初の立ち上がり初め、踵を浮かせる最初が難しいです。しんどい場合は体の前に支える台や手すりがあると良いでしょう。壁を利用しても構いません。

踵を浮かし始めてから一番ピーク(踵が高い状態)までをゆっくり目の4カウントで行い、次の4カウントで踵を下ろす。これを10回一セットとして行いましょう。繰り返し2セット、3セット行うと効果はありますが、飽きるものでもあるので、一日の内、思いついた時に(例えばトイレに行ったついでに)、10回一セット行うというのも良いかと思います。

注意事項

例えパラレルであっても引き上げは重要です。お尻を落とさないように。横からみた体のラインがまっすぐになるようにして下さい。つまり、お尻が落ちてくの字に曲がっててもいけませんし、お尻をしまおうとしてお腹を前に突き出し、背中を反らせてもいけません。


鎌足になっている時、私は大概、自分自身で気付くことができません。先生注意されて、初めて気づきます。気づけないので、自分がどんな時に鎌足になりやすいか、その状況を把握するようにしています。私はパッセの時に鎌足になりやすいです。そして右脚の方が鎌足になりやすいです。勝手な憶測ですが、右足首の方が捻挫をしやすく、きっと足首が弱いからかなぁと思っています。いずれにしても、踵を前に押し出そうという意識を忘れないようにして鎌足を防ぎましょう。

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