早くバレエが上達したい初心者にお勧めの方法

Last updated on 2018年03月10日

ずばり、それはレッスン後にノートを取ることです。レッスン後にノートにその日のレッスンでのことを書き出します。どうやって書くのか、バレエ用語と動きを覚えることで、レッスン中に先生が何を言ってるのかに気を取られたり間違ったりすることなく、より細部に注意を払えるようになれば、それぞれのパをより美しくすることに集中出来ます。初心者バレリーナが乗り越える最初の壁は用語を聞いて自動的にその動きの基本を体が出来るようになることです。

例えば「手はアンナバ」と言われて、すぐに手(腕)を正しい位置に持っていけますか?言葉に無意識に反応出来ると、先生が支持するコンビネーションを理解出来ますし、先生の注意も頭に入ります。「先生は何て言ったの?それってどの動きだっけ?」と考えていると次の動作が頭に入りません。初心者の目標は言われたバレエ用語と体の反応を早くすることです。

自転車に乗るときに右に曲がろうと思うと、もうハンドルを右に切りますよね?「止まって」と言われれば、すぐにブレーキハンドルを握りますよね?「止まる」という動作を指示する言葉とブレーキハンドルを握るという動作が直結しています。バレエでも動作を指示する言葉を体の反応が直結することを目指しましょう。

初心者バレリーナにとって難しいのは単語

何て言っているのか分からないものもあるでしょう。フランス語に由来するバレエ用語を日本語に置き換えているので、日本語の知識から全く想像できないカタカナ用語が一杯です。まずは、何を言っているのかを理解しましょう。頭の中、心の中でつぶやくのではなく、実際にノートに書きだします。今日のレッスンの中で覚えているバレエ用語だけでも良いので書き出してみて下さい。最初のプリエだけでも実は色々と用語が出てきますよ。以下に私が初心者の一年目に取っていたメモの一部を紹介します。なお、カタカナ表記は多少耳で聞くのと書いてみるのとで違うこともよくあります。外国語なので、仕方ありませんね。

私のバレエを始めた頃のノートもご紹介。(こんな細かくとっていたのは最初の数か月、そのあとはメモ程度にノートの半分以下でもう少し雑な文章、スケッチになりました。)

プリエ

一番に立って、手をアンナバに。プリパレーションで手をアラセゴンに。プリエ二回、グランプリエ1回。手をアンオにして前にストレッチ、戻ってきて後ろにストレッチ。体をまっすぐにもどして、両手アンオにしてルルべでバランス。

グリッサード(右へ進む)

左足を前にして五番に立つ。プリエ。左足はプリエに保ったまま右足をスライドさせながら横に出す。重心は左足の上。左足を伸ばすときにジャンプ。この時、体の重心は中心にある。両脚がハの字に広がって飛んでいる瞬間があるように。右足から着地(右足プリエ)し、横に伸びている左足を右足の前、五番に戻す。この時、五番プリエになっている。

最初の最初で、もうアンナバ、アラセゴン、アンオ、ルルべが出てきます。これを毎回のレッスンの後に家でレッスン内容を思い出しながら書きだすと、動きも頭に入りやすいです。人にもよりますが、それぞれの言葉にメモ(矢印や吹出)で解説を付け加えてもいいですし、絵を書いてもいいと思います。私は簡単な絵を書いてポジションを表していました。このノートに書きだして言葉で再現出来ないということは、そのパ(バレエ用語)を理解していない可能性が高いです。次回のレッスンでは、自分の体をどう動かしたいのか、動かそうとしているのかを考えて見て下さい。

こんな面倒なことが出来ないと思われたかもしれません。ですが、もしバレエが楽しくて楽しくて、向上したいとおもっていらっしゃる方なら、実はこのノート整理はとても楽しい時間です。レッスンを頭の中で再現するからです。レッスンの追体験です。家の中で動きを再現しつつ、それを言葉にしてノートに書き留めて下さい。一度記したバレエ用語でも、レッスン中に動きについていけていないようであれば、何回でも同じ用語を記録して下さい。目的は、そのバレエ用語を聞いたら、何も考えなくても体が反応するレベルです。こんなこと出来ない、時間が無いという場合は手っ取り早くバレエ脳を鍛える方法について(バレエ脳を作る2- 簡単にできる習慣)を参照下さい。


最終的に、先生が指示するパがスムースに頭に入り、体が考えなくとも動くようになれば、細部に注意することが出来ます。「あれ、手は上だっけ?横だっけ?」と思っているときに、手の力を抜くのは難しいでしょう。指もカチカチになっているかもしれません。まずは、言われたバレエ用語(もちろん基本の動きについてです。難しい動きのコンビネーションは、頭に言葉が入っても、練習しないと出来ないパもあります。)を聞いた時に、体がすっと動くことを目指しましょう。自分の言葉で良いので、バレエ用語を解説できることを目指して下さい。

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